武蔵野市で市民参加

傍聴・パブコメ・その他気がついたこと書きます。事実と意見は混ぜないように気をつけます。基本的に意見は書かない方向です。

子どもの権利は学校で尊重されているか

2022年3月セーブ・ザ・チルドレンが現職教員を対象に子どもの権利についてのアンケート調査を行いました。

www.savechildren.or.jp

これによると、『「子どもの権利を知っていますか?」という質問に対して「全く知らない」、「名前だけ知っている」教員は、合わせて3割にのぼりました(30.0%)』ということらしいです。子どもたちの人格形成・未来の社会づくりに大きく関わる教員なのですから、人権の相互尊重、自由の相互承認も基本ということは言うまでもありません。とは言うものの、日本国憲法に明記されていたり、各人権に関わる条約が締結されたりはしていますが未だ多くの人が理解できているとは言えいない発展途上の分野です。教員も学んで意識を変えていかなければいけません。

でも、いつ学べるの?今の教員という仕事はブラックらしいです。 だとすると誰が何すればいいかと言えば、仕事を作る人が仕事減らすか、仕事をする人を増やすか、しかないですね。

現職教員に期待するのを諦めたとしても、未来の教員=子どもたちには期待できます。学校教育の中で学ぶ時間は作れないかな。「主体的・対話的で深い学び」ができそう。


4/24追記。 東京新聞でも取り上げられました。

www.tokyo-np.co.jp

上の記事と異なる(より分かりやすい)のは意見表明権を「意見を聴かれる権利」と書いていたり、

子どもの権利は子どもが基本的人権として無条件にもっているのに「子どもは義務や責任を果たすことで権利を行使することができる」と誤った認識を持つ教員が27・6%いた。

と、義務・責任と権利はセットと考えるのは誤りといことを明確にしているところです。この二点は間違えやすいので、日本での説明は変えたほうがいいかもしれません。


4/24追記。 NHKでも取り上げられました。

www3.nhk.or.jp

残念ながら短い内容になっています。